« 限定商品 | トップページ | 江戸っ子 »

2014年12月24日 (水)

さしみ醬油

友人のSさんは家で飲み会を開くと魚を取り寄せて捌いてくれたりする。美味いのですよ。
ただ、折角の美味そうな刺身に濃口醬油を出してくるのが、ちゃんと料理する人なのに残念というか不思議というか、そう思ってた。

うちには料理用の醬油はもちろん、さしみ醬油が常備されている。実家もそうだし、オイラが一人暮らししてからもずっとそうだ。だから、刺身や寿司はさしみ醤油で食う。目玉焼きにかけるとかそういう用途には調理用の醬油。冷や奴だと微妙だな。どっちでもいい。

先日のSさんの家の飲み会で、ついに気になって同席の方に聞いてみたら、刺身に濃口が普通だとか。千葉の人と埼玉の人。むむ、そういえばSさんは東北出身だったな。さしみ醤油は関西の文化か。と思って滋賀は草津出身の方に聞くと「さしみ醬油があることもありますねぇ」と。どうやらご実家には無いらしい。ということは、関西の中心部限定なのか(滋賀の人スマン)。

さしみ醬油は「再仕込み醬油」といって、麹に塩水を加える代わりに醬油を加えて作る。貴醸酒と同じである。これによってコクと軽い甘みが出るそうな。周防国から広まったという話もあるので、もしかしたら近畿でも西の方の風習なのかも。普通に東京のスーパーでも売ってるから気づかなかったよ。20年間も。

ちなみに九州の醬油は甘くて有名だけど、あれは甘味料が入っている。醬油はまだ耐えられるけど、先日大分から送って貰った鍋セットに付いていたポン酢が甘かったのはビックリしたし、正直美味しいとは思わなかった。佐賀で甘いタレ(?)で湯豆腐食ったときはそうでもなかったんだけど、鍋の魚を甘いのでってのはちょっとね。
かつて砂糖が貴重品だった時代に、砂糖が手に入りやすかった九州ではおもてなしとして甘い料理を出す習わしがあったのだとか。

オイラも店で甘いのだけだったらちょっとツラいかなぁ。郷に入っては、とは言え、食材が美味いのに調味料が口に合わないのは残念だ。
逆にオイラの行く寿司屋の常連さんに、福岡出身で砂糖入りのマイ醬油を寿司屋に置いていた人が居たそうである。美味い寿司を塩っぱい醬油で食うのは我慢ならんというところか。鍋目当てに九州方面に行くと木はマイポン酢持参するかな。

|

« 限定商品 | トップページ | 江戸っ子 »

智慧袋」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/232324/58349733

この記事へのトラックバック一覧です: さしみ醬油:

« 限定商品 | トップページ | 江戸っ子 »