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2015年1月 7日 (水)

正社員

年始から波紋を呼んだそうですが。
「正社員をなくしましょう」竹中氏が発言 暴論なのか、正論なのか、波紋広げる

「正社員を無くす」ってのは政治的なレトリックなんだろうけど、変な話だ。じゃあ社員ってなんなんだよ、と。

ただ、雇われたり、雇う側になったり、フリーターになったりして思うのは、やっぱり日本の被雇用者(正社員)は過保護だ、ということだな。
企業が正社員の首を切りにくい→雇用するのにリスクがある→正社員雇用したくない→派遣って高いけど便利ね、という流れになってる面は確かにあると思う。でもって、正社員は解雇されにくいけど、派遣は契約切れたら終わりかも知れない→正社員 > 派遣社員みたいなの。
逆に、企業は雇用したくないから市場の流動性低い→今の会社やめても転職厳しい→やめたいけどやめられない→ブラック企業跳梁跋扈ってな感じじゃないのだろうか。異国で就労ビザ出して貰って働いてるようなもんで、被雇用者守ってるつもりで企業側を強めてるだけのような気がする。

新卒も同じで、今の労働基準法だと零細ベンチャーはもちろん中小企業もなかなか新卒なんて採れないっすよ。教育コストがかかることもあるけど、採用したが最後下手に解雇すると何とかユニオンが出てきてグダグダ揉めたりする可能性がある法制度の下じゃ変なリスク取りたくないっす。

騒ぐ側の人は「企業の役に立てないかもしれないけど、雇用したが最後解雇できないシステムは保ちつつ、派遣制度をやめて雇用を保障しろ」みたいなことを言ってるわけで、それは無理だべ。

とりあえず、雇用契約に関してどちらにも有利にせずに、フラットな状況を作るのが一番でしょうよ。被雇用者側は企業を見定めて選ぶ、企業側は志望者を見定めて選ぶ。企業が求める能力があれば、企業側は契約を維持したいから契約内容を上げてでもキープしにくるでしょうよ。逆に、これはお互いよろしくないね、ということであればどちらからでもバイバイということ。
社員の出入りが激しいと企業文化がとか効率が落ちるという声もあるようだけど、そもそも、そういう状況は企業としてよくねーべ。たまにクライアントとかでもあるんだけど、結構な大企業で資料のとりまとめしてるのはベテランのオバチャン1人で、あの人いなくなると困るんですよ、みたいなの。それは経営とか株主目線で言えば非常に大きなリスクなわけなので、誰かがいなくなっても問題なく回るようにしておくのが体制作りというものですよ。

良い会社に能力の高い人が行く。条件悪ければ良い人が来ない。逆も真なり。それが正しい姿かと。

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